住宅ローン控除はローン残高の１％が税金から控除される制度です。ただ最近の住宅ローン金利は１％を下回るものが多く、支払利息よりも税金の控除額の方が大きくなっているのが現実です。平成30年の統計では住宅ローン控除を適用した人のうち７８．１％の人が支払利息よりも控除額が上回っているようです。
これに会計検査院が待ったをかけております。本来住宅ローンを組む必要がない人が住宅ローンを組む動機づけになっていないか、そのため何かしら制限を設ける必要があるのではないか、と制度自体の見直しを求めています。令和4年度税制改正でおいて制度改正があるかもしれません。